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猿飛佐助役
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| 保志総一朗 |
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Q 猿飛佐助は有名なキャラクターですが、これまでご自分の中に何かイメージや思い入れはありましたか?
架空の人物なんですよね。佐助という名前は昔からよく聞いていて、『真田十勇士』ではないにしても、いろんな作品に登場するキャラクターですよね。作品ごとに扱いやキャラクターもまったく違う。忍者というくらいは知っていましたけど、特に自分の中に決まった佐助像はありませんでした。 |
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Q この作品の佐助を演じて、イメージはいかがですか?
4話までの時点では大活躍というようなシーンはまだ描かれてなくて、忍者というよりは幸村の忠実な部下という雰囲気を漂わせています。出生のヒミツにしても、いろいろ気になるシーンや伏線はあるんですけど4話までに出てきていないので、佐助っていったい何者? って気になるばかり。分からないことが多いのもあって、自分で佐助をこう演じていこうという方向性はまだ固まりきっていません。作品の中に出てきた佐助を、そのときごとにどう演じるかで精一杯という状態なんです。 |
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Q 猿飛佐助は諸説あるうち孫悟空をモデルにしたという説もあるのだそうですが、長く孫悟空をモデルにしたキャラクター(アニメ『最遊記』にて孫悟空役)を演じてきた保志さんにとって、何か感じるところはありましたか?
スペシャル版で、空から落ちてきた岩の中から生まれるじゃないですか。あのときに、あれ? と思ったのはありましたよ。岩から生まれるって、西遊記の方ですけど、孫悟空と同じだなあって。言われてみれば性格とかも似てるところあるかも。もちろん周囲の人たちや環境が違うので違う人物ではありますけど、イメージがだぶるところはありますね。秘めた力を感じる部分とか。へえー、そうなんだ、おもしろいですね(笑) |
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Q 佐助を演じて、難しいところはありますか?
18歳の佐助は年齢的には立派な青年だけど、この作品の中では子供です。回りの登場人物が年上ばかりだし、あと戦国時代の人たちって現在の僕たちと比べて大人っぽかったでしょうから、気持ちの優しい佐助は子供っぽく見えちゃうんですよね。
佐助は仲間たちと和やかに過ごす時と、幸村と向かい合った仕事の時とで大きなギャップがあって、同じ人物なんだけどまるで違った印象を受けます。仲間たちとの和やかなシーンは今迄の仕事の経験を生かして演じることができるんですが、幸村と対話をするシーンでは固い言葉が並び、佐助というキャラクターの性格だけで演じようとしてもできない部分が出てきちゃう。それに加えて、演じ方がぜんぜん違うこのふたつのシーンの佐助を、ひとりの人物として違和感なく演じなければいけないということも、ものすごく難しいです。戦国の言葉使いもまだまだ慣れなくて、がんばってます。 |
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Q 幸村との会話などのシリアスなシーンは、声に緊張感があふれているように感じます。
シリアスなシーンは当然、緊張感がありますよね。何より僕自身がすごく緊張する。だから聞く側は、より一層そう感じるんじゃないかなあ。こういう作品ですからもともと緊迫感があって、視聴者も張りつめているものを感じると思いますけど、僕自身も(笑)ものすごく張りつめています。そういうところが、うまいことシンクロして見ている人に伝わっていたらいいんですけどね。 |
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Q 先ほどセリフの単語や言い回しが難しいということを伺いましたが、いかがですか?
ううーん、とにかく馴染みがない言葉が並びますし、ぜんぜん知らない意味の言葉などはセリフ見て戸惑いました。自分がこういうつもりだと思っていた言葉が実は全然違ったりして、教えていただくこともあります。日本語なんだけど、ある種、外国語のようなものを感じてると言えばわかりやすいかも?
テレビの時代劇は特別に選んで見てはいなかったけど、小さなころからごく普通には見ていました。でも、ほんとうに見てただけだったんだなあ。時代劇の言葉使いの意味を、ただ聞いていただけで理解してなかったんだなって、今になって思います。テレビ見ているときはセリフの細かいところなんて意識してなくて、なんとなく全体の意味が分かればいいって思ってたんでしょうね。でも演じる側になると、細かいところでこれはなんだろう? 分からないなあっていうことがたくさんあって、ものすごく勉強になります。 |
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Q では今は、佐助像やセリフなど、いろいろなことに苦労しておいでの時期なんでしょうか。
苦労というよりは、必死についていって、なんとか自分のものにしようとしている……という状態ですね。佐助に慣れるのは、まだまだ先かなあ。テレビシリーズが始まって最初の関ヶ原では、佐助はまだ傍観者なんです。だからセリフ自体もところどころに出てくるという感じで、活躍はこれからですよね。いずれは忍術で戦うようなシーンも出てくるようなので、楽しみです。 |
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Q ところで、すごい大先輩に囲まれてのアフレコですが、ご感想は?
ああーっ、もう、ものすごく緊張します! オレここにいていいのかなーって思いますよ(笑) アフレコ現場もそうですし、出演者で集合写真を撮っても自分にとってすごい方たちに囲まれて、なんだか不思議な感じです。気合いが入るというよりは、もう気合い入れないといけないと思って、必要以上に入ってる気がします。とても緊張する現場です。 |
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Q ファンにメッセージをお願いします。
見て欲しいところはいっぱい……というか実は、僕が早く見たいんですよね(笑) まだ自分の中でこの作品の実感というか、つかめてない部分がたくさんあるんです。だから自分の目でちゃんと見て、眞田十勇士という世界観を自分の中に入れたいんです。だからどんな物語なのかなって、僕が見たい。僕自身がワクワクしていて、もちろん佐助の活躍は個人的に楽しみですけど(笑)、佐助が作品の中でどう生きるのか、見ている人たちをどれだけ楽しませる活躍をしてくれるのか、そういうのがすごく楽しみ。長く楽しみたい作品なので、皆さんにもぜひ一緒に見て欲しいです。 |
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| ありがとうございました |